気になる言い回し 思考特性の影響かも

EGセミナーの中でもお伝えしていますが、「用いる言葉の違い、その言葉の感じ方に思考特性が見え隠れするなぁ」なんて思っています


例えば、僕は「巻き込む」という表現が好きじゃありません

「上司や周囲を巻き込んで」などのようにビジネスの文脈で普通に用いられる言葉なので気にしすぎなのだとは思うのだけど、好きじゃないものは好きじゃないのだから仕方ありません


なぜ、好きじゃないかというと、こっちは巻き込むのだけど、相手は巻き込まれる訳ですよ

巻き込まれるっていうのは事故や災害の時に使われる言葉で、あまり良いイメージではない表現だと思うのです


だから好きじゃない


「そんなのどうでもいいじゃない」と思う方もいらっしゃると思うのですが、気になるものは仕方ないんです

EG的に僕はこれは「相手にどのような印象を与えるか」が気になる赤思考の影響ではないかと考えています


さて、この記事を書いている2020年4月29日、世の中的には新型コロナウィルス禍の真っ只中です


過去に例がないような世界的な事態で多くの方が様々な影響を受けています


この事態は起こってしまっていることなので、受け入れざるを得ませんし、この経験を通じて恐らく社会的に多くの変化が生まれるでしょう


後から振り返って見れば「良い変化」もあるかもしれないし「良くない変化」あるかもしれません


それはそれで後の社会が良し悪しを決めることになるのでしょう


で、何が言いたいかというと・・・


「変えた」にせよ「変えざるを得なかった」にせよ、日常に起こっている多くの変化について「コロナのおかげで」という表現を見かけるのですが、これが気になるのです


「コロナの影響で」とか「コロナをきっかけにして」であれば気にならないのですが、世界中で相当の方がおなくなりになり、破綻しているビジネスも沢山ある中で「コロナのおかげ」という言い回しはどうにも嫌な感じになります


なんていうことを書きながら、「こんなことを書くと、その言い回しを使っている方が気を悪くするかもなぁ・・・」などと自分の赤思考がざわついたりもするんですけどね


こんな風に日々、感じたことや考えたことをエマジェネティックス的な視点で考えてみるのもトレーニングになって面白いものです


YASではエマジェネティックスのオンラインセッションも行っています
集合研修は難しい時期ですが、オンラインセッションでエマジェネティックスを学んでみるのも良いかもしれませんね

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